商品の紹介

イーハトーブ花巻の雑穀かりんとう

花巻が生んだ童話作家、宮澤賢治の代表作
『鹿踊りのはじまり』の中に次のような一節があります。

そこらがまだまるつきり、丈高い草や黒い林のままだつたとき、嘉十(かじふ)はおぢいさんたちと北上川の東から移つてきて、小さな畑を開いて、粟 (あわ)や稗(ひえ)をつくってゐました。・・・嘉十は芝草の上に、せなかの荷物をどつかりとおろして、栃(とち)と粟のだんごを出して食べはじめまし た。・・・
「こいづば鹿さ呉(け)でやべか。それ、鹿、来て喰(け)」
と嘉十はひとりほとのやうに言つて、それをうめばちさうの白い花の下に置きました。・・・鹿はそれからみんな、みじかく笛のやうに鳴いてはねあがり、はげ しくはげしくまはりました。・・・嘉十はもうまつたくじぶんと鹿とのちがひを忘れて、「ホウ、やれ、やれい。」と叫びながらすすきのかげから飛び出しました。

賢治作品の中にはこの他にも燕麦(えんばく)や黍(きび)、蕎麦(そば)などの雑穀類がたくさん登場します。賢治の理想郷・イーハトーヴは、実は雑 穀王国でもあったわけです。現在、花巻における雑穀の生産量は平成16年度から「日本一」の座を占めています。厳しい気象条件にも耐える雑穀はかつて米が 出来ない地域の主食穀物や飢餓の時などの救荒(きゅうこう)作物として利用されるだけでしたが、近年はヘルシーな食材として見直されています。

こぶし苑では授産科目のひとつとして、雑穀などを花巻食材をベースにした「食品加工」を目指すことになり、その手始めに「雑穀かりんとう」の委託製造・販売をはじめました。
どうぞ、お茶受けや子供のおやつに先人の味わいをお試しください。 ≫全材料の確認はこちら

イーハトーブ花巻の雑穀かりんとう
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